のめり込んで叫ぶ母さんと気の抜けたコーラ

検診は、例年どこかしら引っかかる。
心臓だったり、血液の数値だったり、尿だったり。
胃のレントゲンを発泡剤とバリウムを飲み干して受けてみて、結果をもらうと、胃がんの疑義があるので、早急に、検査を下記の病院にて受けてください。
と記されてあったのには、あせった。
あせったというより、むしろ心配だった。
いち早く専門の病院に再検査に車で行ったら、結局のところ、胃炎だった。
胃は元来痛かったので、集団検診に引っ掛かったのはわかるが、文で私の名前とがんの疑惑があると記載してあったら心配だった。

雨が降る土曜の昼にビールを
「間違いなくこうで当然だ!」など、自分の価値観のみで他人を裁くのは悪い事ではない。
と言いたいけれど、世の中には、自我と言うものが人の周囲に浮いている。
その辺を知ると自信を手に入れるのはGOODだけど、強く否定するのはどうかな?と考える。
当然、これも私の考えでしかないけれど。
生活しにくい世間になるかもしれない。

湿気の多い大安の朝はゆっくりと

珍しく情緒不安定な精神になり、何も切なくなった。
これといった理由はないけれど、急に悲しくなったり、全部無駄に思えたりした。
そんな心持だったけれど、急に仕事がはいった。
中身はそこそこ大きな野外イベントで結構立派な案件だった。
間違ったらいけないと思い自分を忘れて必死になっているうちに普段のポジティブな気分戻ってきた。
そういえば、あの時、外出して陽の光を浴びようと思ったりしなかったんじゃないか。
定期的に出かけるのも健康の一つかもしれないと思うようになった。

涼しい日曜の午前に微笑んで
石田衣良という作家さんに出会ったのは、愛のマンションで。
「愛がいない部屋」というサブジェクトの短いお話が納められた小説が彼女の部屋に置いてあったから。
生まれ故郷の福島のお母さんが読み切って、それをお酒やフルーツと一緒に箱詰めにして宅配便で送ってくれたらしい。
その頃はまだまだ有名でなく、世に知れていなかった石田衣良さん。
愛は元々手記やビジネス、マナー本などは買う。
しかし、よく言う小説は読まないので、愛がいない部屋を私にくれるという。
愛の母親はどんなことを思いながら、愛がいない部屋を手に取ったのだろう。

一生懸命ダンスする友人と壊れた自動販売機

オフィスで働いていたころ、仕事を辞職する機会がなかった。
とても辞めたかったわけではないから。
もう気持ちがないのかもしれない。
考えるのが面倒で、その時、熱意を込めて今月で辞職すると報告した。
こんな日になぜかは分からないが、普通はかなり仕事が細かいと印象を抱いていたKさんが、話しかけてきてくれた。
話している中で、全然事情を知らないKさんが「この業種、大変だよね。君はしばらくやっていけるよ。」といった。
色々あったので悲しくなった。
これも何かのきっかけだと思い、会社の帰りに、上司に辞職を無かったことにしてもらった。

じめじめした仏滅の朝はシャワーを
今日この頃、ひとり娘が家の外で遊ばない。
暑くてきついからだろうか、室内でお気に入りがたいそう増えたからか。
わずか前までは、とても外に出かけたがっていたのに、最近は、そんなに遊びに行きたがらない。
なんというか、父親から見て、今のところ困ることもなく、気にしないがのだけれど母としてはわずかでも複雑らしい。
けれど、日差しが強い場所で遊ばせるのも心配だ。

無我夢中で踊る君と月夜

人間失格をラストまで読んで、主人公の葉ちゃんの感情も分かるな〜と考えた。
葉ちゃんは、生活するうえで誰だって持ち合わせているポイントを、大いに抱えている。
そういった部分を、自分自身に積み重ねないでビールだったり女性だったりで発散させる。
最後は、葉ちゃんの知り合いのママが「葉ちゃんは飲んでも飲まなくてもいい子だよ」と言う。
ここで初めて、主役の葉ちゃんは要領が悪いんだと、絶対悲しくなってしまう。

雲の無い金曜の夜に散歩を
暮らしたところが異なると食文化が異なることを二人で生活しだしてから非常に認識することになった。
ミックスジュースシェイクしようかと妻からいきなり聞かれ、売っていたのかなと考えたら、ミキサーで作ることが一般的らしい。
バナナやモモやらと作った氷を挿入して、ミルクを入れてミキサーでミックスして出来上がり。
家でごくごくと飲んだのは初体験だったが、めっちゃうまかった。
くせになったし、はまって、私も作り飲んでいる。

寒い平日の早朝は外へ

振り返ると、小学生のころから高校まで熱心に学習をしてこなかった。
クラスメイトが向上心を持って学習していても、私は言われた通りの事をしぶしぶやるといった感じだったと思う。
なぜか、短大に入ってから自分の学びたい分野の勉強が始まると、内容がするすると入ってくるようになった。
その後、入社し、見習い期間を経て責任のある業務になると、今度は好き嫌い関係なく、学習せざるを得なくなった。
やりたくないなど思う暇もなく、なにがあっても学習する時期が続いた。
頭を使うライフスタイルをしばらく体験すると、なぜか学生時代に真面目にしなかった学習を見直したいと思うようになった。
現在では、同じように言っている人が当時のクラスメイトにたくさんいる。

雲の無い休日の日没にこっそりと
ここ数年、小説を読まなくなった。
20歳の時は、ほぼ毎日読んでいたけれど、最近、仕事があるし、小説を読む時間をつくりにくい。
もし時間があっても、ゆっくりと好きな小説をじっくり読むという心になかなかなりにくいので、見ていたとしてもおもしろく感じにくい。
けれど、すごくはまってしまう小説に10年ぶりに出会いたい。
村上春樹さんや村上龍さんの小説がとても好きだから、二人が賞をとった群像文学新人賞が自分の好みのものがあるかと思って読んでみることが多いが、二人のようにがつんとくるものはなかなかない。
しかし、次の光っている若手がいないかと気になるからまた読んでみたい。
ただ、純文学だからと無理やり難しい言葉を使っているけれど中身が伝わりにくいものも多いから残念だ。

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